竿持てよ!
の巻
朝焼けの大菩薩
 2003年・7月5日
(笛吹川)

目が覚めると3時20分、いつもの様に目覚ましは未だならない!

歯を磨き、顔を洗い、一服しながら冷たいコーヒーを飲む。
この頃、不景気なのか?それともただ単に安いからなのか?我が家の冷蔵庫にはペットボトルのコーヒーが入っている。
このボトルコーヒーを称する飲み物、以外に旨いのだ!以前は近所の自動販売機に買いに行ったり自分で煎れたりしていたのだが、コレにしてからはコレばっかりだ。

なんせカミさん曰く『100円ちょっと』で買えるとのこと、1リットル近くも入っていてその値段は格安であり、我が家の苦しい家計には無くてはならない存在になりつつある。
けれど、冬はどうするのか?これからの課題だ。そんなことをこれからの生活の課題にしている
私は、とても平和な人間である。


さて、空も薄明るくなり、4時になったその時
 『ノッテクレ、ちゃんチャ〜ン〜〜♪』と電話が鳴った。
勿論、着信音は永ちゃんだ!、ちなみにカミさんからの着信音は『アイラビュ〜OK』である。

 『お早うございます』 『何処まで来ました?』

電話の相手は、遠路遙々雁坂峠を越え、コチラに出向いてくれた
このHPを通じて知り合えた【夢二】さんである。 

 『いま、亀甲橋のタモトですよ!』
 流石である、渓流釣り師の朝は早い!尚かつ時間に正確な人だ!

私にはこうやってネットを通じて知り合いになれた方以外にも、数人渓流釣りをする友人がいる。
仕事関係、幼い頃から遊ぶ人間、その他諸々の渓流釣りを楽しむ友人達は、釣りに行くとなると
普段の生活からは想像もつかないほどの『やる気』を出す。
日の高い時間にあくびをし、やる気のない人間が、釣りに行くとなると『時間厳守!』『前日からきちんと早寝!』でもって『朝何時であろうと気にしない!』挙げ句の果てには『前日から泊まり!』
なのである。
この行動力には感服する。私を含めてこのエネルギーを国の再建に使えば必ずや素晴らしい日本になることは間違いないであろう。
が、釣り師がそんなことを考えるはずもなく、ただ大物の一つも捕ろうと思う気持ちから暗いうちからせっせと川に向かう。

さて、前置きはこの位にしておこう・・・

【夢二さん】にご同行して頂くのは、解禁以来2回目である。
 『お早うございます!』と普通の挨拶なのだが、妙に馴れ馴れしいのは、いつものことなので勘弁して頂きたい。

少しウチで話をした後、例の堰堤を目指した。
で、現場に到着すると、すでに県外ナンバーの車が陣取っていた。
しかし・・・この頃笛吹川も有名になったモノである。ナイ〜スポイントには連日県外の釣り師の車を目にする様になった。
でも未だに大物をそして大本命を釣っている姿を確認していないのは何故?






                  川を渡り、堰堤で竿を振る【夢二さん】

撮影隊長の腕が良く無いため、この様な写真になってしまったのだが、ホントかっくいい〜です。
ところで、モンキチは?と思うだろう。この後しばらくカメラを持ち、朝焼けの大菩薩などの写真を撮っていたので、釣りはほとんどしてません。

 1時間ぐらい粘っただろうか?下流へ向かう。

この場所でもモンキチは釣りしてません。
何故?【夢二さん】の後ろをウロウロ、少しでも本流釣り師のテクニックを盗もうと後ろに立ったり
 「ねえねえ、夢二さん、あの辺りに付いてますかね〜?」
 「あそこはどうですかね〜?」
などと、流している最中もお構いなしで聞いていた。
その時事件は起こった!◯¢*∂=⌒×τι・・・・
何が起こったのかは、この時笛吹にいた2人だけのヒミツである。

彼はそんな時でも、竿を上げ快く応えてくれ、尚かつ親切に教えてくれるのである。
さぞかしご迷惑だったでしょうが、次もこうなるに違いないので覚悟しておいて貰いたい。

 その後、再び亀甲橋へ・・

ココでもモンキチはあっちにウロウロ、こっちでウロウロ
挙げ句の果てには、「ネエネエ、あの辺りはどうすっか?」おしゃべり攻撃だ。
この場所で驚かされたのは、振り込みの技術である。
8メートル以上の竿、そしてそれ以上に長い仕掛けをいとも簡単にピンポイントで思ったところに
ためらうことなく入れているのである。

凄い技術だ!コレばっかりは聞いても習得出来そうにもないので、聞かなかった。
数年後にはきっと、ひょっと、もしかすると?、いや、多分、無理かな?
モンキチにもこの様な綺麗な振り込みが出来るかな?と思った。

その後、私用のために川を後にした。

最後に・・・
 朝早くからわざわざ来て頂き、そしてご迷惑だったでしょうが親切に教えて頂きとても楽しい時
 間を過ごすことが出来【夢二さん】には感謝しています。
 今年中にはなんとか待望の一本を釣り上げるべく、教えて頂いた事を念頭に置いて頑張ってみ
 ます。

 しかし・・・この頃、同行して頂いている方達の廻りをウロウロするのが楽しみになった。
 こんな釣りのスタイルも満更でも無いな〜!
 ちなみに今日は竿を持った時間は30分でした。    オシマイ
 
 いい加減に釣りしろよ!って言われそうだな・・・・
 
【menu】 【home】
onlinecasinoで稼ぐ.net