大物は姿を見せず、でも満足!

平成15年9月23日(火)  晴れ
今日はお彼岸の中日であり、秋分の日だ!

休日なので朝から川に出掛け朝マズメってやつを狙う!と書きたいとこなのだが、そうはいかない。
大概の家庭では、お墓参りをすることであろう。勿論我が家でもご多分に漏れず行くのである。
でも「朝一ぐらいは釣りに行けば良いじゃねぇ〜か、川が近いんだろ!」と思われるに違いない。
しかしだ・・・。
我が家には結婚当時からの約束事があり、朝は行けないのである。
いや、行かして貰えないのが本当のトコで、彼岸の中日には必ず墓参りに行くので殺生は禁止なのである。
 「墓参りしてからじゃないと釣りはダメ!罰が当たるよ!」
と、普段は昼寝ばかりしているカミさんが言うので、仕方なくソレに従っているのである。
でも昨日は殺生した様な・・・しない様な・・・??
なにはともあれ、今朝は釣り禁止命令が出ていたので朝は庭の散歩&川の偵察(土手の散歩)をしながら過ごした。

数カ所の墓参りを済ませ、最後にカミさんの実家で昼飯をゴチになり昼寝をし家に戻った。
余談ではあるが、カミさんの実家でも態度はデカいのである。昼飯を食べたら縁側に行き、ゴロンとなり、そのまま有に1時間は寝ていた。
結婚11年目、今ではホントの息子の様な顔をしカミさんの実家でくつろぐのである。


さて、家に戻り支度をし、川に出掛けた。
昨日は歩いて行ける場所だったので、今日は愛車オンボロギーニに乗り込み、先日釣りに出掛けた時ににとても朝焼けが綺麗であった場所に向かったのである。

    年に数十回と笛吹に立つが、この様な綺麗な朝焼けは極まれにしか見ることは出来ない。

写真の場所に行くと、やはり台風の影響だろうか水量は多めで、もしかすると大物!?の二文字と、こりゃダメだ無地か!?の二文字が頭の中を駆けめぐる。
この場所は一級ポイントである堰堤をから下流へ釣り下がらなければならないので、取り敢えず堰堤は後回しにし竿を担ぎ下流へ歩く。
しばらく歩くと、いかにも大物が付きそうなトロ場があるので、そこから上流へ釣り始めることにした。

         写真は以前撮影したもので、今回は水量が多くこの場所まで行けなかった。

早速竿を出し、仕掛けを付け一等デカいミミズを付け振り込む。
一発目から明確なあたりが出る、すかさずあわせると小さいながらも綺麗なアマゴが顔を見せた。

機嫌を良くし、その後何カ所か移動しながら丁寧に探りながら釣り上がること一時間程、数匹のアマゴ達の顔を拝めることが出来たのだが、いわゆる大物と言える渓流魚には会えず終い。

今日もダメか・・・
いや、待てよ!?ひょっとすると水量が多いので流されない様に底の方に居るのでは?
少しオモリを足し、手元にコツコツと感じるくらい底をとり流すが腕が悪いのか?一向に釣れない。


この時ある人物の顔が浮かんだ。
この地域(笛吹川で本流竿を振り回せる最終地点)に住み、今年は既に20尾を超える尺上を釣り上げている人物の顔が・・・・。

その名も 『笛吹の恋人!』 この辺りの大物は彼の手中に全て納められてしまったのでは?

この言葉決しては大袈裟ではないのである。
先日も私が他の場所で釣りをしていた時に、私に向かって車の中から手を振る怪しい人物がいた。
彼は立派な34pのアマゴを活かし魚籠に入れ見せに来てくれたのである。
彼だと判断できるまで差程の時間は有しなかったのだが、それにしても笑顔がイヤらしいのだ!
誰も知らない場所であの笑顔をしていたら・・・と考えると後々さぶくなった。

この様な戯れ言をHPに書けるのも『笛吹の恋人さん』の人柄のお陰なのだが、人柄だけでなく釣りの腕も一級品である。
彼の尺上写真集には、十数枚の今年笛吹で捕った尺上の渓魚達の美しい姿が収められている写真があるので、この事からもひょっとするとこの場所には魚が居ないのでは?と考えてしまうのである。


その様なことを考えながら、可愛い魚達とのお戯れの時間が過ぎていった・・・・・・。

さて、最後に残して置いたお楽しみ!堰堤だ!!
この場所で竿を出し、願わくば大物をこの手に!と淡い期待を胸に第一投目を
        
        「ス〜ゥ」  「コッ」   おっ、目印が僅かに下がる、あわせる、走った・・・
        「よっしゃぁ〜・以外にデカいぞ!!」     なんとか寄せタモに入れた。

9寸ではあるが綺麗なアマゴが挨拶に来てくれた。 感謝、感謝

その後、堰堤で辺りが暗くなるまで7尾のアマゴ達と遊び渓を後にした。

禁漁まで後一週間、どんなドラマがを生んでくれるのだろうか・・・・。
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