竹を使ったオリジナルの餌箱の作り方(工程その一)

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えさ箱の作り方
工程その1
材料の調達から切削を経て高さ調整まで
工程その2
面取りを経て内ブタの罫書きと作成まで
工程その3
内ブタと外ブタの圧着を経て紐付けまで
完成品
外側と内側の塗装の写真とその一例
作品集
オリジナルの餌箱の作品集

材料の調達と乾燥

甲州真竹
まず材料が無いことには餌箱を作れませんので調達します。私の場合は知人が実家に竹林を持っていて「いつでも好きなだけ持っていって良いぞ」と言われていますので、その言葉に甘えています。しかし、皆さんの場合はそんな奇特な友達は少ないと思いますので、竹酢を作っている工場があればそこにお願いするのも一つの手で、運が良ければ分けてくれるでしょう。なるべく長い期間乾燥させた方が良いと思います。加工の際スムーズに行えますし、薄く削っても割れが少なくてすみます。今までの経験ですと、大きい鍋で水を沸騰させてから15分ぐらい煮込み、灰汁抜きをして日陰で約一月は乾燥させると良いようです。乾ききる前に加工を始めると、割れが生じてきますので注意します。

荒削り

ノミで皮をはぐ
金槌とのみを使い、写真の様に少しずつ削ぎ落としていきます。本体の竹はなるべく手で持たない様にしましょう。下手をすると指の長さが少し短くなってしまう可能性があります(本人談)。焦らずに少しずつが、怪我もなく失敗を少なくするこつだと思います。

整形と厚み調整

機械で削り取る
写真の様な工具(ペーパーの部分だけマジックテープ式になっていて交換できる優れもの)を使用して削っていきます。最初は40番から始め、120番、240番と変更しながら仮仕上げまでを行います。この作業で形を作りますので太鼓型にしたり、側面に筋を入れたり、飾り付けをすると面白いでしょう。このくらいでOKでしょう。少し厚みがあると思いますが仕上げの段階で調節しますので、あまり削りすぎない方がよいでしょう。

高さ調整

高さと厚みの調整
直角定規で側面と底や、上部の部分を直角にしながら高さを決めていきます。荒削りの時に使用した道具を使いまっすぐにペーパーに当てる様に少しずつ調節しますが240番ぐらいのペーパーが削りすぎずに加工でき仕上げの状態のになります。高さは釣りで使用する餌のことを考えて決めていますが、今回は川虫(キンパク)を入れるつもりなので川虫が餌箱から這い出て来ない様に少し深めに作っています。
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